同じ負け方を二度としないためのFX分析術

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2025年も残りわずかになりました。
ドル円をはじめとした主要通貨は、政策変更やヘッドラインニュースのたびに大きく動き、「チャートは読めているつもりなのに、なぜか資金だけ減っていく一年」だった…という人も多いのではないでしょうか。

一年を振り返って口座履歴を開いてみると、こんな感覚はありませんか?

  • 勝率そのものは悪くないのに、トータルの損益はプラスになっていない
  • コツコツ積み上げた利益が、数回の「ドカン負け」で一気に吹き飛ぶ
  • 負けたあと冷静になると、「また同じパターンでやらかした」と感じる

もし心当たりがあるなら、今必要なのは「新しいエントリー手法」ではなく、「同じ負け方を繰り返さない仕組み」かもしれません。

この記事では、過去チャートとトレード日記を使って、

  • 大負けにつながる「自分だけの負けパターン」をあぶり出す方法
  • FX用「自分専用禁止リスト」の作り方と具体例
  • 禁止リストを日々のトレードで機能させる運用ルール
  • 大負けを減らすことで資金曲線がどう安定していくのか

を、「生活を崩さないFX」という視点から解説していきます。

※この記事は、基本的なチャートの見方やエントリールールはすでに持っている社会人トレーダーに向けた内容です。
これからFXを始める方は、「未来の自分がハマりやすい落とし穴と、その回避方法」として読んでもらえたらうれしいです。

禁止リストを守るには「ミスしにくい環境づくり」も大事です

過去チャートと日記から「自分専用の禁止リスト」を作っても、
ロットミス・ボタンの押し間違い・余計なエントリーが多いと、そのルールはあっさり崩れてしまいます。

特に、ヘッドラインで相場が一気に動いたときや、ボラティリティが高い環境では、

  • つもりより大きなロットで成行注文を出してしまう
  • 指値・逆指値の設定位置を誤って、想定よりも大きな損切りになってしまう

といった、「本来いらなかった事故的な負け」が増えがちです。


その意味で、僕はDMM FXをメイン口座のひとつとして使っています。
仕事とトレードを両立している兼業トレーダーにとって、次のような点が禁止リストの運用と相性が良いと感じています。

  • 画面がシンプルで、ロット・損益・ポジション状況がひと目で分かる
    → 「いまどれだけリスクを取っているか」がすぐ確認できるので、禁止リストで決めた許容損失を超えにくい。
  • スプレッドが比較的タイトで、コツコツ型トレードと相性が良い
    → 同じルールでも、取引コストの差だけで月間成績が変わるのがFXです。
  • スマホアプリが使いやすく、「今日は観察だけ」の日を作りやすい
    → 「条件が揃わない日は入らない」という禁止ルールを守りやすくなります。

どの口座を使うかはもちろんあなた自身の判断ですが、

📝「自分で決めた禁止リストを守りやすい環境にしたい」
💬「操作ミスやロットミスによる“いらない負け”を減らしたい」

という人にとって、DMM FXは有力な選択肢のひとつになると思います。

以下のバナーから、
・口座の詳細
・最新キャンペーン情報
などを確認できるので、気になる方は一度チェックしてみてください。

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同じ負けパターンを繰り返す本当の理由

まずは、「なぜ自分は同じ負け方を何度も繰り返してしまうのか」を整理しておきます。

多くのトレーダーが、エントリーの正しさ(テクニカルや手法)ばかりを気にしますが、口座履歴をよく見ると、

  • 勝っているトレードは、いつも通りのロット・いつも通りのパターン
  • 大きく負けているトレードだけ、ロット・時間帯・感情が普段と違う

という傾向がはっきり出ていることが多いです。

つまり、「勝ちパターンの外側で、感情に振り回されたとき」にドカン負けが生まれています。

にもかかわらず、負けたあとに見直すのはチャートだけ。
そのときの自分の状態(メンタル・体調・環境)まで一緒に振り返っている人は、まだ少数派です。

だからこそ、過去チャートとトレード日記をセットにして振り返ることで、
「またやってしまった…」を減らすための具体的な禁止リストが作れるようになります。

過去チャートとトレード日記で「事故現場」を洗い出す

禁止リスト作りの第一歩は、「自分が大きくやらかした場所=事故現場」を集めることです。

ここ3〜6ヶ月のトレード履歴から、次のような取引を10〜20件ピックアップしてみてください。

  • 1回あたりの損失がいつもより大きかったトレード
  • そこから連敗が始まり、資金曲線が大きく凹んだ起点のトレード
  • 後から振り返ると、「なぜここでエントリーしたのか説明できない」トレード

それぞれのトレードについて、日記(ノート・メモアプリでOK)に最低限次の項目を書き出します。

  • 日付・時間帯
  • 通貨ペアとロット
  • エントリー理由(テクニカル・ニュースなど)
  • 決済理由(損切り/利確/放置して強制ロスカットなど)
  • そのときの感情(焦り・イライラ・眠気・取り返したい気持ちなど)
  • トレード前後に何をしていたか(仕事・飲み会・夜更かしなど)

このときのポイントは、「チャートに映らない情報」をきちんと残すことです。
チャートだけを見ていても、「なぜその行動を取ったのか」までは分かりません。

次に、そのときのチャート(できれば5分足~4時間足くらい)を開き、

  • トレンド方向と逆張りになっていなかったか
  • 明らかにボラが高いときに、普段と同じ感覚で入っていないか
  • いつものパターンの「外側」でエントリーしていないか

をチェックしていきます。

こうしてチャートと日記を横に並べて眺めると、

  • 連敗直後にロットを上げている
  • 寝不足の日ほど、エントリー回数が増えている
  • 重要指標の前後で、根拠の薄い「なんとなくエントリー」が増えている

といった「自分特有の負けパターン」が、はっきりと浮かび上がってきます。

FX用「自分専用禁止リスト」の作り方

事故現場が集まってきたら、そこから「二度とやらないと決める行動」を抜き出し、禁止リストの形にしていきます。

禁止リストの基本形は、とてもシンプルです。

「◯◯のときは、△△しない」

この「◯◯」と「△△」を、過去の大負けパターンから具体的に埋めていきます。

メンタル系禁止リストの例

日記を見返したとき、感情が乱れている場面での損失が多いなら、メンタルに関する禁止項目を優先して入れます。

  • 「2連敗した日は、新規エントリーをしない」
  • 「負けを取り返したくなったときは、10分間チャートから離れない限りエントリーしない」
  • 「イライラしていると自覚した日は、ロットを通常の半分に落とす」

資金管理系禁止リストの例

ドカン負けの多くは、ロットオーバー想定外の含み損から始まります。

  • 「1トレードの最大損失は口座残高の2%を超えない」
  • 「連敗中にロットを上げる行為を禁止する」
  • 「含み損が残高の◯%を超えたら、その日は新規エントリーをしない」

相場環境系禁止リストの例

「そもそも触るべきではない場所」でトレードしていないかも重要です。

  • 「重要指標の前後30分は、新規エントリーをしない」
  • 「日足・4時間足で方向感がないレンジの真ん中では入らない」
  • 「スプレッドが通常の◯倍以上に広がっているときは見送る」

ライフスタイル系禁止リストの例

日常生活との関係から、負けやすいコンディションが見えてくることも多いです。

  • 「睡眠時間が5時間未満の日は、新規エントリーをしない」
  • 「仕事で強いストレスを感じた日は、分析だけにしてポジションは取らない」
  • 「アルコールを飲んだ日は、チャートを開かない」

禁止リストは、完璧なものを一気に作る必要はありません。
「これは二度と繰り返したくない」と感じた負けから順番に、1行ずつ追加していけばOKです。

禁止リストを機能させるための運用ルール

禁止リストは、「作ること」よりも「どう運用するか」のほうが重要です。

ルール1:トレード前に30秒だけ読み返す

毎回のトレード前に、禁止リストを30秒だけ読み返します。
それだけで、「今日はどこでブレーキを踏むべきか」が頭の片隅に残った状態でチャートを見ることができます。

ルール2:破ってしまったら、その理由を必ず日記に書く

禁止項目を破ってしまったときは、

  • どの禁止ルールを破ったのか
  • その瞬間、何を考えていたか
  • 次に同じ状況が来たとき、どう行動したいか

を日記に書き残します。
これは自分を責めるためではなく、「禁止リストの精度を高めるためのデータ取り」です。

ルール3:月に1回、禁止リストをアップデートする

月に1度、トレード日記と禁止リストを見返し、

  • 守れているルール
  • 形骸化しているルール
  • 新たに追加したほうがよさそうなルール

を仕分けしていきます。

禁止リストは、一度作って終わりの紙ではなく、
「自分の成長に合わせて書き換わっていく、生きたドキュメント」だと考えてみてください。

大負けが減ると資金曲線はどう変わる?

禁止リストを導入すると、最初に感じるのは「トレード回数が減った」ことかもしれません。

しかし、少し長い目で月単位の損益を見ると、

  • 勝ち負けの波が小さくなり、資金曲線のギザギザが緩やかになる
  • 「ドカン負けで一気に資金が戻る」場面が減る
  • 精神的に追い詰められる局面が少なくなり、冷静な判断が増える

といった変化が出てくるはずです。

禁止リストの役割は、「トレードの自由を奪うこと」ではなく、「未来の自分の生活を守るためのセーフティネットを張ること」です。

大きな事故が減れば減るほど、過去チャートと日記を使った地道な検証が、素直に資金曲線に反映されるようになります。

今日からできるミニワーク3つ

最後に、この記事を「読んで終わり」にしないためのミニワークを3つだけ置いておきます。

  1. 過去3ヶ月で一番「嫌だった負け」を3つ選ぶ
    → そのときのチャートと日記(覚えている範囲でOK)をセットで紙に書き出してみる。
  2. そこから「二度とやりたくない行動」を1行で禁止リストにする
    → 例:「損切り直後に同じ通貨ペアでロットを上げて入り直さない」など。
  3. 禁止リストを読むタイミングを決める
    → 例:「チャートソフトを開いたら、必ず最初に禁止リストを30秒だけ読む」。

たったこれだけでも、「なんとなくのトレード」から「ルールで守られたトレード」への一歩になります。

この記事が、
「同じ負け方を繰り返さないための、自分専用禁止リストづくり」のきっかけになればうれしいです。

もし内容が役に立ったと感じていただけたら、
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[PR]禁止リストを守りやすくする「口座環境」を整える

どれだけ禁止リストを作り込んでも、
ロットミスや操作ミスで一瞬にしてルールが崩れてしまうのがFXの難しさです。

この記事では主に「考え方」「ルール設計」について触れてきましたが、もうひとつ効いてくるのが、そもそもミスしにくい取引環境を選んでおくことです。

注文画面がごちゃついていたり、ロット入力が分かりづらい口座を使っていると、

  • つもりより大きなロットで発注してしまう
  • 決済したいポジションとは別のポジションを閉じてしまう

といった、「禁止リストでは防ぎきれない種類のミス」がどうしても増えがちです。

僕がメイン口座のひとつとして使っているDMM FXは、

  • ロット・損益・有効証拠金がひと目で分かるシンプルな画面
  • 比較的タイトなスプレッドで、コツコツ型トレードとも相性が良いこと
  • スマホアプリの操作性が良く、「今日は見るだけ」の日を作りやすいこと
  • 取引量に応じたポイントやキャッシュバックキャンペーンがあること

などの点から、禁止リストを現場で守りやすい口座だと感じています。

もちろん、どの口座を選ぶかはあなた自身の判断です。
ただ、「自分のルールを守りながら長く生き残りたい」という人にとって、候補のひとつとして検討する価値はあると思います。

気になる方は、下のバナーから口座の詳細・最新キャンペーン情報をチェックしてみてください。

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最後に:リスクに関する大切なお知らせ

※FXは元本保証のない金融商品です。
レバレッジの設定やロット管理を誤ると、短期間で大きな損失が発生する可能性があります。
本記事の内容は、特定の投資行動を推奨するものではなく、最終的な判断は必ずご自身の責任で行ってください。
生活費を削ってまでトレードすることは避け、あくまで余剰資金の範囲内で、「生活を崩さないFX」を実践していきましょう。